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既卒・フリーターは正社員になれる?20代なら現実的な理由と「受かる人」の共通点
結論
20代の既卒・フリーターが正社員になることは現実的です。人手不足の業界を中心に未経験可の正社員求人は継続的にあり、卒業後3年以内は新卒枠に応募できる企業もあります。内定が出やすい業界と受かる人の共通点を解説。
この記事で分かること
- 既卒・フリーターの就職が「難しい」と言われる本当の理由
- 内定が出やすい業界と、避けるべき求人の見分け方
- 8年間の支援経験で見た「受かる人」の共通点
「既卒は不利」と言われる理由と実態
既卒とは、学校卒業後に正社員として就職していない人を指します。フリーターは卒業後アルバイトで生計を立てている人です。どちらも「職歴なし」として扱われるため不利に見えますが、企業側の視点で見ると事情が違います。
厚生労働省の「青少年雇用機会確保指針」では、卒業後少なくとも3年間は新卒枠への応募を受け付けるよう企業に求めています。つまり25歳前後までは、新卒と同じ土俵で応募できる企業が一定数あります。
難しいと感じる本当の理由は、次の3つに集約されます。
| つまずき | 内容 |
|---|---|
| 応募先のミスマッチ | 経験者向け求人に応募して書類落ちを繰り返す |
| 空白期間の説明不足 | 「何もしていない」と受け取られる書き方 |
| 一人で活動している | 応募書類・面接の改善点が分からないまま続ける |
能力の問題ではなく、活動の設計の問題です。
未経験で内定が出やすい業界
人材紹介の現場で、20代未経験の内定が継続的に出ていた業界は以下です。
| 業界・職種 | 理由 | 注意点 |
|---|---|---|
| 営業(無形商材・ルート営業) | 採用枠が多く、未経験前提の研修がある | 個人向け飛び込み中心の求人は離職率が高い |
| ITインフラ・サポート | 慢性的な人手不足。資格支援制度が多い | 「客先常駐」の条件を確認する |
| 介護・福祉 | 資格なしで入れる。資格取得支援あり | 夜勤の有無を確認 |
| 施工管理・建設 | 2024年の残業規制以降、若手採用が活発 | 現場の実態を事前に把握する |
| 物流・ドライバー | 免許取得を会社負担にする求人がある | 拘束時間を確認 |
| 製造(工場) | 未経験前提。寮完備の求人も多い | 交替勤務の有無 |
「事務職」は未経験求人が少なく倍率が高いため、最初の1社目としては難易度が高い選択肢です。
避けたほうがいい求人の見分け方
- 「学歴・経験・年齢不問、月給35万円以上可」のように条件が良すぎる
- 募集が常に出ている(離職率が高い可能性)
- 仕事内容が「幅広い業務」など抽象的
- 固定残業代の時間数が45時間を超える
求人票に固定残業代が記載されている場合は、「基本給+固定残業代(○時間分)」の内訳が明記されているかを必ず確認してください。
空白期間はこう説明する
面接で必ず聞かれるのが「卒業後何をしていましたか」です。事実を隠す必要はありませんが、伝え方で印象が変わります。
NG例:「特に何もしていませんでした。」
OK例:「卒業後はアルバイトで生計を立てながら、自分に合う仕事を考えていました。接客のアルバイトで○○を担当し、○○ができるようになりました。この経験から人と関わる仕事で長く働きたいと考え、応募しました。」
ポイントは「何をしていたか」「そこから何を学んだか」「なぜ今この会社か」の3点を60秒以内で話せる形にすることです。
受かる人の共通点(8年間の支援で見えたこと)
- 応募先を1業界に絞っている:志望動機に一貫性が出る
- 週に3〜5社のペースで応募している:1社ずつ結果を待たない
- 第三者に書類と面接を見てもらっている:自分では気づけない癖が直る
- 最初の会社を「3年いる会社」ではなく「経験を作る会社」と割り切っている
4番目は特に重要です。職歴が1つできるだけで、2社目以降の選択肢は大きく広がります。
ハローワークと就職エージェント、どちらを使う?
| 項目 | ハローワーク | 既卒・20代向け就職エージェント |
|---|---|---|
| 求人の質 | 玉石混交(掲載無料のため) | 企業が紹介料を払う求人が中心 |
| 書類・面接対策 | 基本的な指導 | 担当者が個別に添削・模擬面接 |
| 未経験求人の量 | 多い | 20代未経験に特化した求人が多い |
| 費用 | 無料 | 無料(企業側が負担) |
併用が基本です。エージェントは面談で希望を伝えると求人が絞られるため、複数社に登録して比較するのが一般的な使い方です。
まとめと次の一歩
- 20代の既卒・フリーターは、卒業3年以内なら新卒枠も使える
- 内定が出やすいのは営業・IT・介護・建設・物流・製造
- 受かる人は「業界を絞り、量をこなし、第三者に見てもらう」
資格で差をつけたい人は「簿記2級は転職に有利?」で、資格が効く業界と効かない業界を確認してください。
FAQ
よくある質問
- 30歳を過ぎると正社員は無理ですか?
- 無理ではありません。ただし新卒枠は使えなくなり、未経験求人も減ります。介護・建設・物流・製造など人手不足の業界が中心になります。
- 資格を取ってから就職活動を始めるべきですか?
- 業界を決めてからです。営業や事務なら資格より早く動くほうが有利です。介護や建設は「入社後に会社負担で取れる資格」が多いため、先に取る必要は必ずしもありません。
- アルバイト歴は職歴になりますか?
- 正社員経験としては扱われませんが、履歴書・職務経歴書には書けます。責任のある業務(新人教育、シフト管理など)を担当していれば具体的に記載してください。
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